風呂場での思いつきを忘失させないためにメモをとれるようにした話
背景
経験則として、風呂場でシャワーを浴びたり、浴槽に浸かってリラックスしているときに考え事をしていることが多い。
そこで仕事のことや趣味のことを整理してという場面も非常に多く、日々の生活の中で生産性を出す上でも大事な行事な1つであると位置付けている。
が、その中で考えていたことの幾らかは忘れてしまっていて、せっかく考えていたことが湯水と一緒に流れてしまっているのでは?と思い、
風呂場でメモを取れる機構を作れないか思案した。
用意したもの
・オキナ プロジェクト耐水ノートB6 PWB6
撥水性のノートで水が着いても問題なくメモが可能。
・トンボ鉛筆 加圧式油性ボールペン エアプレス 0.7
風呂場で使っても普通に問題なし。
当然水滴の上では滲むが、水に触れても壊れることはない。
・SANNO 真空吸着
吸着力が強いので、風呂場でも剥がれ落ちず安定してノートを置ける。
最終形
無事、風呂場でゴリゴリメモを取れるようにすることに成功b
好酸球性副鼻腔炎の治療のためにやっていることを整理する
背景
2018年1月より国指定の難病である好酸球性副鼻腔炎を患い、治療に苦心した。
その治療のために行ったことなどを、こちらにまとめる。
好酸球性副鼻腔炎とは以下のような病気である。
難病情報センター | 好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)
あくまで自身に関することなので、どこまで参考になるかはわからないが、
同じような症状で苦しんでいる人に何らかの情報を提供できればという想いでこちら記す。
発症の経緯
ちょうどその2018年1月頃、周囲で風邪が流行っており、自身もそれに巻き込まれた形となった。
抗生剤等で治療するも強い倦怠感の症状が1ヶ月経っても全く引かず、好酸球性副鼻腔炎ではないかということになった。
元々、副鼻腔炎の症状が強いものは従来から持っており、2016年8月に手術を行っていた。
その手術自体は成功しており、副鼻腔炎自体の術後の経過自体は問題は無さそうであった。
治療
ステロイド剤の服用
そのため、2月頃からプレドニゾロン(ステロイド剤)の服用を開始した。
毎日朝に1回1mg飲むのを毎日行うという治療。
ステロイド剤を飲むことで大きく症状は和らぎ、倦怠感も薄まった...かに思えた。
しかし、慢性的な強い倦怠感こそ治ったものの、次は「腹痛・下痢」と「朝に定期的に起こる強い倦怠感」に見舞われ、
朝動けずどうしても会社に行けないということがしばしば起こるようになった。
腹痛・下痢は、ガスターDとビオフェルミン配合散を飲むことで日常生活への問題はほとんど無くなったが、
「朝に定期的に起こる強い倦怠感」のほうが改善されず、日常生活に支障をきたすことになった。
「朝に定期的に起こる強い倦怠感」の理由
朝に血液検査を行ったところ、コルチゾールの値が低くなっており、
本来は起床時にコルチゾールの量が高まり、起床できるものができなくなっていた。(ステロイド剤の副作用)
アロマセラピー&ナチュラルライフ | 連載「睡眠」
また、ステロイド剤の効力が目安として17時間ほどであり、
薬が切れるタイミングで副作用も強くなるのでその影響も強いのではないかという所見であった。
そのため、ステロイド剤を午前から夕方に飲む時間を変更することで対応した。
また日常の習慣からよりコルチゾール低値を抑え込むよう食事にも気を遣った(特にカフェイン・コーヒー)ことで、
午前中に症状が起こる率はかなり減少し、日常生活への少なくなってきた。
しつこい疲れは副腎疲労?とりたい食材、避けたい食材|ヘルスUP|NIKKEI STYLE
しかし、薬の時間をシフトさせたことで日中に倦怠感が起こることもあり、軽度な倦怠感は常時あったことから根本解決には至らなかった。
ステロイド以外の治療(主に抗アレルギー剤での対処)
2018年秋頃に再度症状が悪化し、ステロイド以外での治療法を模索することを決意。
しかし、ステロイドを2018年夏頃に1ヶ月程抜いていたものの、反動から症状が強く最終的にどうしても薬を抜くことが難しかったため、その際は断念。
2018年秋頃の際には、会社から休みを頂き、休養しながら治療に専念することにした。
上記、最終的に強烈な症状が緩和するまで1ヶ月半を要したが、その後は体調が比較的安定している。
ステロイド以外での治療方法として、
「好酸球性副鼻腔炎自体がアレルギーから誘発されて起こる疾患であることから、アレルギーを抑え込むことで発症を防げないか」
ということを軸に治療を進めた。
抗アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)の服用
代表的なものは、以下のようなものがある。
もぐらタイムズ|熊本のたかむら耳鼻咽喉科|熊本市東区|耳鼻科:アレルギー薬ランキング
アレグラ、小青竜湯、漢方医のオリジナル処方と試したが効果はなく、
同じくアレルギー疾患を持っていた母親が飲んで効いたタリオンを飲んで、
確かに症状が和らいだ感はある(遺伝?)
抗アレルギー薬の効き目には個人差があり、
この治療薬の項目から各個人がマッチしたものを飲んでいくのがベストであるとのこと。
副鼻腔炎治療で非常に著名な医師にも相談したが、以下の薬も効果が期待できるかもということであった。
①ビラノア ②ルパフィン ③ザイザル
アレルギー検査の実施
休養により、薬を一切断てる期間を得ることができた関係でアレルギー検査を受けることも可能に。
自身がどのアレルギーを有しているかアレルギー物質を把握しておくことで、よりアレルギーの発症を防ぐことができると考えた。
より多くのアレルギー物質を検査するために、MAST36を受診。
https://www.ach.or.jp/guide/checkup/medicalcheckup/option/pdf/MAST36.pdf
結果、従来わかっていたスギやハウスダストのみならず、
牛肉や牛乳などにもアレルギーがあることが判明。
幸いにも重症というほどではないが、判明後はこれらの摂取を極力避けている。
その他の治療方法
抗ヒスタミン薬以外の薬として「アイピーディカプセル」を服用。
併用して投薬してOKのものらしく、現在効果を検証している。
その他治療に関する事柄
・従来の副鼻腔炎での治療で使う薬は継続して使う
(例) ムコダイン・キプレス・アラミスト等
・鼻うがいは毎日行う
ハナノアを使い、毎晩入浴時に鼻うがいを行っている。
https://www.amazon.co.jp/dp/B014P9C5B8
・空気清浄機
花粉やハウスダストにもアレルギーがあることから、空気清浄機を日頃使っている。
自室用(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B0149Z12L2)
オフィス用(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07CKNCSC1)
・乾燥の防止
乾燥に特に弱いので、以下を徹底(特に冬場)
1. 加湿器の利用(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01I8RJ9R6)
2. マスクの着用(https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01HNYW37S)
・難病申請(超重要)
好酸球性副鼻腔炎自体が国指定の難病であるため、医療費の自己負担が3割から2割になる等大きなメリットがある。
申請にはちょっと手間がかかるが、特に定常的に月1万円以上医療費がかかっているなどの状態であれば必ず申請したほうが良い。
負担上限月額と2割負担 | 知っておきたい 医療費の負担を減らす制度 | 大日本住友製薬
睡眠をハックする
はじめに
1日の約1/3を司る睡眠。
睡眠のパフォーマンスを上げれば、より日々の生活のパフォーマンスも上がるのでは?と日々創意工夫を行っている。
実際に自身が、行っていることをまとめる。
ベースの考え方
以下の記事が、睡眠の考え方のベースになっている。 astavision.com
特に意識として置いているのは、以下の引用部分。
―日本人はやはり寝不足なんですか。たしかに睡眠の話題は多い気がします。 「短い時間で効率よく睡眠をとる」とよく言いますが、あれは不可能です。大人は平均7時間程度の睡眠が必要です。個人差があっても殆どの人は6~8時間の間です。 これはヒトの生物学的な特性で、ごまかすことは不可能なんです。 短時間の睡眠を煽るような書籍や商品がいろいろ発売されていますが、全てが嘘と言っていいでしょう。 確かに、例えば5時間未満の睡眠量でも足りるようショートスリーパーがいることはわかってきましたが、極めて稀なケースです。 今、毎日5~6時間の睡眠時間で過ごしている人は、殆どが慢性的な睡眠不足状態です。
―いい睡眠をとるために大事なことってなんでしょうか。 睡眠の質を上げる、簡単な方法があります。それは「寝室の環境を整える」というもので、3つあります。 1) 暗くする 2) 静かにする 3) 温度・湿度を快適に保つ
まずやったこと3つ
1. 物件探し
前述の記事でもあるような考え方から、
「夜になると外は真っ暗」「夜は非常に静か」な環境の物件を賃貸した。
2. ハイパフォーマンス睡眠具の購入
睡眠の質を最大限に上げるため、
敷布団も枕も東京西川の特にいいやつを購入している。
敷布団
枕
3. 睡眠の計測
SOFT SKILLSでも紹介されていたFitbitを購入。
Fitbit Charge2
以下の記事でも紹介されているように、非常に詳細に睡眠を測定できる。 trend-wall.com
更に環境をよくするためのグッズ
カーテン
前述の記事でもあるよう部屋を確実に暗くするために、遮光1級のカーテンを購入。
おかげで朝でも真っ暗なので、確実に睡眠の質を確保できる。
温度・湿度計
前述の記事でもある一番快適な温度・湿度を導くため、温度湿度計を購入。
タニタ デジタル温湿度計 置き掛け両用タイプ/マグネット付 ブルー TT-559-BL
加湿器
快適な湿度の調整のため。
また、睡眠とは少し逸れるが医者曰く部屋の湿度が50%を切ると有意に乾燥で風邪をひきやすくなるらしい。
そこで、自身が購入したのは以下。
【ハイブリット加湿器】 Hybrid Humidifier [ハイブリッド式加湿器 KJ-373HE]|株式会社シー・シー・ピー
ロングノズルでしっかり顔まわりに加湿を当てれ、タンク容量も大きいので非常に重宝している。
上記使用していたが、手入れが出来ず赤カビが大繁殖したり、レジオネラ菌の温床となるため破棄した。
加湿器からのレジオネラ菌で死亡者 人気の「超音波式」にも落とし穴? - ライブドアニュース
現在は、以下のものを利用している。
こちら上記の心配がなく、部屋もホッカホカになるので、寝心地が良くなり非常に重宝している。
スチーム式加湿器 EE-RL型|商品情報|象印
加湿機能付き空気清浄機
湿度調整および風邪をより防止するためのグッズ。
自身が購入したのは以下。
比較的静かに空気を掃除してくれていい感じ。
加湿機能もついていて、前述の加湿器と同時並行で使っている。そのことで、朝方の加湿切れによる乾燥を防げる。
製品トップ | KI-FX100 | 加湿空気清浄機/空気清浄機:シャープ
ここまでの結果
必要睡眠時間
自身が、睡眠負債の解消も含めて必要な睡眠時間は平均7時間という計測結果が出ている(Fitbit上であるためベッドインで考えると7.5〜8時間ほど)
つまり、平日の睡眠時間平均が6時間であり、平日5日間計5時間の負債を毎週抱えている状況である。
土日でこの5時間を解消することで、生活に必要な睡眠時間を確保できる。
快適な部屋の温度
夏場は、温度25度・湿度65%が特に寝心地の良い環境だった。
冬場は、温度20度・湿度65%で同上である。
仕事におけるTips
仕事の進め方
締め切りドリブン
締め切りがあるものは、それを締め切り内に確実にこなす。
長期スパンのものは、細分化し段階的な締め切り設定。
締め切りのないものは時間内にこなせなければ、あと回しに。
新たなタスク発生時は、締め切りに支障が出ないか入念にチェックしてタスクを受けるか検討。
(そのため、現状保有タスクは全部書き出しておく)
相手への尋ね方(+意見の言い方)
「自分はこう思いますが、あなたはどう思いますか?」と聞く。
「あなたはどう思いますか?」でまず相手の言い分聞いてだと、自分の考えを言えないまま終わる。
また、相手からしても何も考えてない奴に思われる。
工数
工数読めなければ、まずプロトタイピング期間を頂いてそこから見積もりすべし。
ぱっと見、簡単そうに見えても安易に合意せず慎重に行うこと。
スケジュールも本来PMではなくエンジニアが決めるべきもの
エンジニアしかモノは作れないことを忘れない。
また、プライドとか意地を張って無理なスケジュールを引かない。
結果、チームの稼働を増やし迷惑をかけてしまうことを常に念頭にもつ。
懸案等あればそれもしっかり全てあらかじめ伝えておく。
合意形成
周囲と慎重にタスクについて合意をとりながら作業を進める。
正しい事をしていても、勝手なことをしているように見えてしまう。
一度、合意をとったら一旦その方向で進めてみる。
どうしても難しそうであれば、立場の上の人に相談する。
プラスαで物事を進めるとき
与えられたタスクは確実にこなしていることが大前提。
仮にプラスαをやっていても、やるべきことが出来ていなければ周囲からの評価はマイナス。
プラスαが加点にもならない。
仕事効率
ゴール意識
ゴールのすり合わせ・成果物の定義を慎重に行うべし。
何がMUSTで求められているか、どこが折り合いをつけていいかを都度確認・相談する。
例えば、「一部機能削れないか?」「期間伸ばせないか?」など
周囲に求められる仕事を優先的に効率をよくこなす
周囲へのレビュー
動く前の計画の段階で、
動き方に無駄がないか、より無駄を省けないか周囲と相談する。
仕事の属人性
その仕事が自分しか出来ないか。周囲に一部任せてより効率よく出来ないか。
(当然、自分のサポートできるときはする)
また、目的を考えたときに自分がやるのがベストか?
日頃のちょっとした注意とかも含め、その時々で自分が行うのが本当にベストか
その他
- 8割まで一気に片付ける
- 周囲への相談を積極的に行う
(気遣いとかすると逆に仕事が回らず周囲に迷惑をかける) - マルチタスクは基本しない
(その方が早くそれぞれをDeliveryできる)
環境づくり
効率化ツールの活用
同じことを3回以上やっていないか、それを簡単に出来ないか自動化できないか意識して仕事すべし。
例えば、文字入力1つとってもそう。Alfredとか使っているか?
仕事しやすい体制
例えば、椅子・キーボード・デスクトップを考えてもどうか?
腰が痛くなったりしないか、作業に効率的・集中できるか?
ハーマンミュラーのアーロン椅子など有名。
インプット
技術・ツールについての理解
1次ドキュメントを読み込み、どのようなことができるか/どう実装するかをしっかり知る。他の記事などは補足程度。
Github読み込む、メーリングリスト入会も有効。
それだけではなく、競合や同一カテゴリの技術・ツールと比較して何がメリット/デメリットかを徹底して調べる(わからなければ勘所ある人に聞き回る)
最低限どこまでインプットやるか
業務に必要そうな部分の技術・ツールの仕組みや流れはしっかり抑える。
細かい部分はドキュメント見てすぐ参照できるようにしておく程度でよい。
質問
質問の仕方
質問は実践してみての悩み・課題ドリブンから聞くべし(空想はなるべく排除)
問題が起きているときは、環境を添えて書く。
相手の発掘
社内のみでなく社外の有識者に接点もてるか。
ときにはメンターになってもらう。そのための予算を組んでもらうことは可能かとか。
その他
仕事に対しての準備
備えあれば憂いなし。
怒られるまでが境界線
3歩先までは踏み込めばいい。
何事もTryは行動に落とすべし
行動や習慣に落とさなければ、結局できない。
また、その場合その事柄を計測できるようにすべきである。
ブログやGitHubへの投稿どんどんすべし
フィードバックやよりその専門の人と接点できるかもしれない
会話での意識
結論から先に言う。Yes/Noでまず答える。
相手や場との距離感
慎重に見極めてTPOに応じて行動する。
コンディション管理が絶対
これが仕事を進める上で、第一前提。
無理をして、結果休んでしまったり遅刻しては逆に大きな代償を支払うし、チームにも迷惑をかける。